プロット:
園田弘(野田洋次郎)は幼い頃から画家になることを夢見ていたが、残酷な現実によって芸術の夢を打ち砕かれ、アメリカン大学を卒業後、ガラス清掃員となった。園田をさらに悲しませるのは、かつて一緒に夢のために戦った元カノが、今では有名な画家になって個展も開くまでになったことだ。ある日、突然倒れた園田は、家族に病気のことを告げられず、偶然出会った女子高生・麻衣(杉咲花)に妹のふりをして病院まで付き添ってもらうことに。検査。園田が予想外だったのは、自分が進行性胃がんで余命約3か月だったということだった。当初は完全に諦めるつもりだった園田は、ジェンイーの協力と励ましもあり、入院治療を決意する。