プロット:
16世紀末、日本は戦国時代の真っ只中。魔王・織田信長(演:吉田鋼太郎)は兵を集め、甲斐の虎を失って久しい武田領を攻撃する。かつての武田家の栄光は去り、今では織田信長、上杉景勝(遠藤憲一)、北条氏政(高嶋政伸)、徳川家康(内野紗陽)らの有力者が牛耳っている。包囲され、破滅が差し迫っている。ひっくり返った巣の下に無傷の卵を持ち、武田家に執着する真田昌幸(草刈正雄)は、真田家を守るため、さまざまな戦略を駆使して動き回り、雲や雨を変化させ、英雄たちを巧みに相手にしていく。あらゆる階層から。この困難な年に、正幸の二人の息子である源三郎(大泉洋)と源次郎(堺雅人)は、激動の情勢の中でさまざまな重要な出来事に立ち会い、参加した。特に源次郎は父と兄の指導を受けてすくすく成長した。そして近い将来、彼も“真田幸村”の名で戦国時代後期の戦場に大きな足跡を残すことになる…。