プロット:
刑務所に収監されていたリー・ウェン(アーロン・クォック演じる)は香港に引き渡されたが、彼はもともと多国籍の偽紙幣製造・密売組織に所属していた。組織は数々の凶悪事件を犯しており、そのリーダーである「ペインター」は常に逃亡しているばかりか、その正体すら誰も知らない。警察は李文に「画家」の正体を明らかにさせるため、死刑につながる虚偽の証拠を用いて李文を服従させることを躊躇しなかった。このとき、裕福な未亡人のルアン・ウェン(チャン・ジンチュー)はリー・ウェンの保釈を申請したが、警察が提示した条件は依然として「画家」の素顔だった。 10年以上前、リー・ウェンとルアン・ウェンは画家だったカップルだったことが判明した。残念なことに、彼女のガールフレンドの作品は他人に好まれていたが、リー・ウェンの絵画は無価値として評価されていた。そんな困難な時期に、“画家”(チョウ・ユンファ)に贋作の才能を見出され、相手方の偽米ドル通貨ギャングの一員となってしまう…。