狄仁傑が赴任のため大理寺を訪れたとき、浦江で殺人事件と金塊強奪事件が発生した。現場では血蔓、秦川白蝶、木の悪魔の痕跡が発見されただけでなく、疑惑に満ちていた。それは複数の勢力の出現の兆候でもあった。現場へ調査に行った狄仁傑は、花守りの沈俊堯に絡まれ、木鬼殺害と金塊盗難事件を捜査していた女性役人・江漢双と遭遇し、３人で協力する。真実を探るべく、そこに隠された驚愕の陰謀が徐々に明らかになる…。