プロット:
寒い北海道旭川市のどこかに、自分を美人だと自称する長女・九条桜子(声:伊藤静雄)が住んでいる。桜子はナルシストなところがあるほか、死体の骨から標本を作るという奇行の持ち主で、解剖にも造詣が深い。おそらく、桜子を次々とさまざまな猟奇的な死亡事件に巻き込んだのは、彼女の死体や骸骨に対する偏執的なまでの異常な愛情のためだったのだろう。その過程で、平凡な高校生・帯刀正太郎(声:榎木淳弥)もさくらに導かれて走り回り、あらゆる事件が解決する瞬間に立ち会った。死者にとっては、桜子のような変人がいるからこそ、その恨みが晴らされるのである… 本作は、太田紫による同名ライトノベルが原作。